天国途上 〜生きること思うこと〜

イエス・キリストを信じて、聖書を学び続けながら、ほんとうの幸せに出会いました。 私の日常は平凡なのに感動があふれ、問題や失敗もあるのに希望があふれています。 人生はそのゴールである天国へ向かって変えられ続けています。こんな私が日々思うことを公開します。 仙台市郊外にあるプロテスタント教会在籍。

止まってもまた走り続けよう

新年おめでとうございます!

 

半年ぶりにブログ再開。

長いこと更新しないまま過ごしてしまいましたが、それでもブログを訪ねてくださる方々がたくさんいて本当にありがたいことです。

2018年、神様が成してくださることに期待と信頼をもって歩みます。

あらためて、よろしくお願いいたします。

  

  

お正月は箱根駅伝を毎年楽しみに見ている。

一人一人が自分に委ねられた領域で最善を尽くし、選び抜かれた選手たちが裏表さまざまに連携しつつ監督の指揮の元にチームの勝利を目指す。

単純な私は、どの選手を見ていても感動する。

 

そして、必ず思い浮かべる聖書の言葉がある。

 

『兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕えたなどと考えてはいません。

 ただ、この一事に励んでいます。

 すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、

 キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、

 目標を目指して一心に走っているのです。』ピリピ3章より

 

 

四連覇を達成した青山学院大学は本当に見事だった。

中継中に解説者が発したコメントが印象的だった。

 

「青山の選手には悲壮感がないんですよね」

 

大きなプレッシャーと高いハードルを前に、365日ずっと努力を重ねた選手たちだ。

自分自身の限界を越えんばかりに思考と身体の総力を尽くして鍛錬し、一心に走っている。

結果ははっきりと数字で判明する。

 

苦しくないはずがない。

つらいことが多いに決まっている。

心の格闘も測り知れない。

 

だけど確かに、

「悲壮感がない」という言葉がぴったりくるチームだ。

監督のチームづくりによるところなのだろう...。

 

 

クリスチャンである私たちも目標を目指して与えられたレースを走っている者だと聖書は教えている。

 

ただし、私たちのゴールは地上にはない。

沿道で大勢が応援してくれるような花道もないだろう。

みなに注目されるわけでもないし、走っている姿も華々しく見えるとは限らない。

人生の折々に何が起きようとも、すべて通過点ということになる。

 

この競技コースは王者になるためのものではなく、キリストに倣って自らしもべとして生きることを目指す。

完走の鍵は、自信ではなくて、召してくださった主への信頼。

 

 

周りの人たちは群れをなして反対方向に走っていくかもしれないし、私たちの価値観は誤解されるかもしれない。

 

そんなレース、よくやるね。

堅苦しくて大変そう。

まじめだなぁ。

お人好し。

変わり者。

 

クリスチャンはそんな印象を持たれることがあると思うけど、

もしかしたら、私たちの走る姿に悲壮感は漂っていないだろうか...。

そんなことを思った。

 

キリストを愛して従う者の人生は、確かにしんどいレースという面はある。

しかし、主にあって勝利を確信し、希望と喜びをもって持ちうる全力を使って走り切ることができるはず。

失敗したり倒れたり、何かのアクシデントに見舞われたとしても決して絶望せずに、時が来たら立ち上がり、希望をもって何度でも再出発できるはず。

キリストが共にいてくださるから...。

主が祝福を約束してくださっているから...。

 

 

クリスチャンとして人生を走るあなたに、いま悲壮感はありますか。

 

走る意味を見失い、ゴールへと導いてくださる主の約束を忘れ、私たちの力であるキリストとの交わりから離れてしまうなら、失望や悲壮感にとらわれても無理ない。

 

かつての私は教会に集いながらも、そういう傾向が強かったと思う。

その時期の信仰生活は義務感や仕事のようで、絶えず一喜一憂していた。

 

でも、私は聖書を学び続けて主にある喜びを知るようになり、

状況が良くても悪くても淡々と足を運ぶように変えられてきていると思う。

状況や自分自身を見つめて絶望することはもうない。

 

私はキリストを愛し、神のことばに心満たされて、主が備えてくださったコースをたゆまず走り続ける者になりたい。

このコースに召された仲間たちと励まし合いたい。

そして、キリストが待ってくださっているゴールに到達したい。

 

私はもっともっとイエス・キリストを知りたくて...、イエスさまにお会いする時を待ち望んでいる。

だから、やっぱり走り続ける。 

  

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