天国途上 〜生きること思うこと〜

イエス・キリストを信じて、聖書を学び続けながら、ほんとうの幸せに出会いました。 私の日常は平凡なのに感動があふれ、問題や失敗もあるのに希望があふれています。 人生はそのゴールである天国へ向かって変えられ続けています。こんな私が日々思うことを公開します。 仙台市郊外にあるプロテスタント教会在籍。

私たちを結び合わせるもの

彼女と私は全く違うタイプだ。

 

「二ヶ月を時間にすると1440時間なのね。そのうちの2時間半っていうと、0.2%くらいなもの。一ヶ月で割り出したとしても0.5%にもならない。なのに、この2時間半が私に与えてくれる恵みの影響はなんて大きいんだろう!」

 

次々飛び出す数字に、私の思考はしばしフリーズ...(笑)。

 

 

私たちは互いのスケジュールを調整して土曜日の午前中2時間半と決めて、正直な気持ちで語り合い、互いのために祈り、聖書の学びをしている。

月1回の調整もつかなくて二ヶ月後になることもある。

 

彼女にとってはやっと確保できた休日だ。

貴重なオフを使って妻として母親としてやりたいことはたくさんあるはずだし、一人でゆっくりしたいと思っても当然なのに、彼女は休みがとれる見通しができると聖書勉強の計画を立てようとする。

だからこそ、話し足りない思いがあっても、昼食からは子どもたちと過ごせるように2時間半できっちり終了。

私たちは喜びと希望で胸をいっぱいにして解散する。

 

 

彼女は、その2時間半の価値と感謝を冒頭の言葉で語ってくれたのだ。

 

時間的にはほんのわずかなのだけれど...という内容をパーセンテージで数値化して表現するあたりが理数系の彼女らしい。

彼女は組織のコンピューターシステムをプログラム構築する仕事をしていて週の半分を出張することもある多忙な生活をし、会社の重役を務めるバリバリのキャリアウーマンだ。

バリバリ、キャリアウーマン...などという言葉しか出てこない私はすっかり時代遅れ感のある平凡な主婦。

 

 

私たちは、能力も性格もライフスタイルも全く違う。

 

だけど...

私たちには強い一致がある。

互いを必要とし合う絆がある。

 

 

私たちを一つに結び合わせるもの。

それは、

イエス・キリストを心から愛し、信じる信仰。

聖書の御言葉を慕い求め、御言葉に聞き従って生きたいと願う心。

 

 

イエス・キリストを中心にして信仰の交わりをし、聖書の真理に生きることを励まし合える関係は、健全なクリスチャンライフに必要不可欠だ。

 

 

かけがえのない信仰の友に私は支えられ、クリスチャンの祝福を享受している。

 

共に過ごす時間はごく限られていたとしても、それがキリストを知る愛の交わりであるなら、その数時間はそれぞれの現場で与えられている働きに取り組み続ける力を与え、悩みの種が絶えない毎日において健やかさを保ちながら歩む助けになる。

 

 

三位一体の神は交わりの神だ。

だから、クリスチャン生活は一人では成立し得ない。

 

イエス・キリストを愛して生きる者たちが、主にある交わりによって恵まれ、日々の生活の中で疲れ果ててしまうことや希望を見失うことから守られますように!

 

『愛する者たち。私たちは、互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。愛のある者はみな神から生まれ、神を知っているのです。』第一ヨハネの手紙4:7

 

 

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